日本の自動化(ロボット化)は、海外に比べてどうなの?

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日本の自動化(ロボット化)は、ハード面とソフト面の両方で急速に進展しています。2024年の最新ニュースをもとに、その現状と海外との比較を詳しく見ていきましょう。

ハード面の進展

日本では、産業用ロボットや自動配送ロボットなど、さまざまな分野でロボット技術が進化しています。例えば、メルコモビリティーソリューションズは、米国のロボティクス企業Cartkenと提携し、自動配送ロボットによるデリバリーサービスを開始しました。このロボットは高度なAIモデルやアルゴリズムを活用し、物体検知技術や自動走行性能を備えています。

また、国際ロボット展(iREX2023)では、ユニバーサルロボット社の協働ロボット「UR30」や安川電機の最新自律ロボット「MOTOMAN NEXT」など、新世代のロボットが多数出展されました。これらのロボットは、30kgの可搬重量を持つ協働ロボットや、自律的に判断して駆動するロボットなど、非常に高度な機能を備えています。

さらに、マックスバリュ東海の食品工場では、惣菜の盛り付け工程を自動化するシステムが導入されました。このシステムは、盛り付け装置だけでなく、容器の供給や検査、包装までを含む自動化を実現し、従来の人員を大幅に削減する効果を得ています。

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ソフト面の進展

ソフト面では、AI(人工知能)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が進んでいます。AIの導入により、業務効率化や生産性の向上が期待されており、特に生成AIの出現により、対話型AIサービス「ChatGPT」などのツールが広く普及しています。

また、RPAの導入も進んでおり、特にバックオフィス業務の自動化に焦点が当てられています。例えば、受発注・在庫管理部門では、メールで受信した帳票の内容を自動的に読み取り、基幹システムに転記することで商品マスタを登録したり、在庫の追加・引き落としを行ったりすることが可能です。

さらに、AIを活用した予知保全も注目されています。ロボットのパフォーマンス・データを分析して、機器の将来の状態を特定して予測することで、ダウンタイムを削減し、コストを大幅に節約することができます。

ハード面の比較

海外でもロボット技術の進展は著しく、特に米国や欧州では多くの企業が自動化技術を導入しています。例えば、米国のロボティクス企業Nuroは、自動配送ロボット「R2」を開発し、トヨタ系Woven Capitalからの出資を受けるなど、経営は順調に進んでいます。

また、ドイツでは、レベル4の自動運転タクシーが街中で運行されており、法整備も進んでいます。ドイツは、世界に先駆けてレベル4に対応した法案を2021年に連邦議会で可決しており、早期にレベル4環境を整えた国には、世界の開発企業が集結する可能性があります。

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ソフト面の比較

ソフト面では、欧米諸国が日本よりも進んでいると言えます。例えば、欧米ではRPAの導入が進んでおり、特に顧客対応、販売、マーケティングなどのフロントエンド業務に広く活用されています。一方、日本ではバックオフィス業務の自動化に焦点が当てられており、まだ普及が進んでいない分野も多いです。

また、AIの導入率も海外の方が高い傾向にあります。例えば、米国では多くの企業がAIを活用しており、特に製造業や物流業界での導入が進んでいます。一方、日本ではAIの導入率が24.3%と低く、まだまだ普及が進んでいないことがわかります。

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日本の自動化(ロボット化)は、ハード面とソフト面の両方で急速に進展しています。産業用ロボットや自動配送ロボットなど、さまざまな分野で高度な技術が導入されており、AIやRPAの活用も進んでいます。しかし、海外と比較すると、特にソフト面での普及が遅れている部分もあります。今後、日本がさらに自動化を進めるためには、AIやRPAの導入を加速させるとともに、法整備や教育の充実が求められます。

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