健康保険証が廃止され、本当にマイナ保険証のみになるのか

社会問題

マイナ保険証とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用する制度です。2023年4月から医療機関でのマイナ保険証対応が義務化され、2024年12月には現行の健康保険証が廃止される予定です。しかし、マイナ保険証の加入率は依然として低く、国家公務員の利用率も低いことが問題視されているようです。

マイナ保険証の現状

マイナ保険証の普及は政府の重要な政策の一つであり、医療のデジタル化を推進するための手段とされています。2024年2月時点でのマイナ保険証の登録件数は約7,206万件で、マイナンバーカード保有者の約73.8%が健康保険証利用登録を完了しています。しかし、国家公務員の利用率は2024年3月時点で5.73%と低迷しており、政策の推進側である公務員の利用さえも進んでいない現状があります。

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加入率が低い理由

1. 技術的なトラブル

マイナ保険証の利用において、技術的なトラブルが頻発しています。例えば、マイナンバーと健康保険証のひもづけミスやカードリーダーの読み取りエラーなどが報告されていたり、マイナンバー自体も個人情報の流出などがありました。それら一連の出来事が利用者の信頼を損ない、加入率の低下につながっています。

2. 利便性の問題

多くの利用者が、現行の健康保険証に比べてマイナ保険証の利便性が低いと感じています。特に、医療機関によってはマイナ保険証に対応していない場合があり、その際には従来の保険証を使用する必要があります。こちらはカードリーダーの導入費用問題や、機器機能の問題。このような状況が、利用者にとっての手間を増やし、マイナ保険証の利用を避ける一因となっています。

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3. プライバシーの懸念

マイナ保険証の利用に対しては、プライバシーの懸念も根強く存在します。マイナンバーカードには個人情報が含まれており、その情報が不正に利用されるリスクがあると考える人々が多いです。特に高齢者や障害者にとっては、現行制度よりも保険医療を受ける機会が減る可能性があるとの懸念もあります。

4. 政策の周知不足

政府はマイナ保険証の普及を推進していますが、そのメリットや利用方法についての周知が十分ではないとの指摘があります。多くの人々がマイナ保険証の利便性や安全性について理解しておらず、その結果、利用を避ける傾向があります。

政府の対応と今後の課題

政府は、マイナ保険証の普及を促進するために様々な施策を講じています。例えば、診療報酬の点数改定や、医療機関への補助金の提供などが行われています。しかし、これらの施策が実際に効果を上げるためには、技術的なトラブルの解消や、利用者の信頼を取り戻すための取り組みが必要ですね。

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